新潟県魚沼市　JA北魚沼コシヒカリ穂場、雪室貯蔵施設を平成28年9月22日に視察。

標高100～450mの中山間地で新潟県内でも有数の豪雪地帯。４JAが合併して誕生したJA北魚沼です。魚沼コシヒカリの美味しさは広く知られていますが、安定した高品質米を出荷するために他産地にない品質管理を徹底しています。①1等米を整粒歩合・タンパク含有率で3区分(当店に入荷しているのはSAランク)②1.9ミリの選別：粒揃い③生産工程管理の徹底④徹底した保管管理(雪室貯蔵等)。雪室貯蔵施設は9月の新米が収穫されている時期に雪室にはまだ雪が残っていて雪の冷気を利用した低温貯蔵庫が稼働していました。電気冷房の低温貯蔵庫に入ると新米の稲の香りが十万しているのですが、雪室貯蔵庫では稲の香り匂い、埃もありません。雪の冷気の循環と一緒に雪室へ送風されていくそうです。一年を通して約5℃湿度70%でお米は収穫時の鮮度を保ちます。電動ラック式倉庫となっているため、食味・品質ごとの保管管理ができます。豪雪地帯ならではの取り組によりにCO2排出量も76%削減されています。